まとめ 本日10月1日はワイト島分遣隊の隊長で『金剛力』の使い手、角丸美佐中尉と第504統合戦闘航空団「アルダーウィッチーズ」所属で『魔法炸裂弾』の使い手、アンジェラ・サラス・ララサーバル中尉のお誕生日!


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リベリオンの大尉二人が去り、再び私は一人になった。
いつもの朝とちがうことと言えば、ベッド脇の小さなテーブル置かれた、ドーナツの包みくらいだ。

一人になると、またいつもの考えが浮かんでくる。

ロマーニャの人たちは、他国人の私を快く迎え入れてくれた。精鋭赤ズボン隊の名誉までも。
トラヤヌス作戦では504が中心的役割を担うと聞き、いつもの青中隊の制服ではなく、
赤ズボン隊の制服を着て出撃した。隊の皆からは散々からかわれたが、別に構わなかった。
ただ・・・

–私は、ヴェネツィアを守れなかった–

物思いをする時間だけは、十分すぎるほどある。もう二時間もたった頃だろうか、病室のドアが
ノックされた。
(どうせいつもの検診だろう)

顔を上げもせず、来訪者を部屋に通す。

「や、アンジー調子どう?」

突然予想と違う声をかけられ、面食らった。
見れば、そこに立っていたのは、私と同じく504所属、パトリシア“パティ”・シェイド中尉。
シールドコントロールの名手である彼女は、自らが消耗しきるまで撤退する皆を支え続け、私も救ってくれた。

「調子か・・・悪くはない」
「ふうん、控えめなアンジーがそういうなら、ホントに悪くはないみたいね。」
「そういうパティは」
「私?私はもう、全然、ほら」

パティが右の手のひらを差し出すと、そこに小さなシールドが発生し、ゆっくりと回転する。
その直径は15センチくらいかと思えば、その倍以上に、今度は野球のボール大にと、めまぐるしく変化する。
最後には、大道芸人が見せるジャグリングのように、小さなシールドを右手から左手に、
またその逆に飛ばしてみせさえした。

「相変わらず器用だな」
「それはどうも」

パティはイタズラっぽい笑みを浮かべて、話を続ける。
「私はともかく、パパのほうが大変だったんだから。わんわん泣いて、今からロマーニャに行く!
 って、周りを困らせたんだって。ブリタニアからよ?このご時世に民間人が自由に移動なんて
 できるわけないのにね」

呆れたように言うが、パティの表情に浮かぶ嬉しさは隠しようもない。

「皆は?」
「うーん、504の部隊ってことでいえば、まだまだね。隊長と竹井は毎日調整に走り回ってるわ」
「ふむ」
「やられたのはうちの部隊だけじゃないしね。まあ、当面はかの有名な501が後を引き継いでくれた
 みたいだし。ってあら、美味しそうなドーナツ」
「食べてくれ」
「いいの?へえ・・・美味しい!こんなおやつ出るなんて、この病院なかなかいいところじゃない」
「いや、それはジェーン大尉が」

言いかけたところでパティがむせかえる。

「ちょ・・ちょっと、先に言ってよね。見舞いの品だったら」
「あの二人だったら、別に怒ったりしないだろう。それに、一人じゃ食べきれない」
「それはそうだろうけど・・・ふうん・・・あのおしどり夫婦がね」

今度は私がむせる番だった。

「なに?私、何か面白いこと言った?」
「いや、ずいぶんストレートな物言いだと思って」
「事実だもん。会ったならもう知ってると思うけど、あの二人は問題なしね」
パティは軽く肩をすくめておどけてみせる。

「赤ズボンの3人組は、この前501の基地に行ってたみたい」
「501に?」
「ご挨拶ってところじゃないの? いろいろあったみたいだけど、フェルはミヤフジっていう
 すごい治癒魔法使いがいるって言ってたわ。私にもあんな力があれば、って」
「・・・フェルは、あの状況の中で充分すぎることをしてくれたと思う。パティも。」

「アンジーもね」
パティは急に真面目な顔になって言う。

「アンジーのおかげで、竹井も、三人組も助かったの。あなたは、自分ができることを精一杯してくれた」
「だから、誰からも責められたりしないし、恥ずかしく思う必要なんてないわ」

考えを見透かされたようで、ぎくりとする。この部隊は調子が狂う相手ばかりだ。

「ありがとうね、アンジー」
「・・・」
「それじゃ、ドーナツごちそうさま。あ、ジェーンさんに言わないといけないか」

パティは小さく手を振って、部屋を出て行った。

また一人となった私は、ドーナツをもぐもぐとしながらパティの言葉を思い返していた。
物思いをする時間だけは、十分すぎるほどある。

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 弾の方が自壊しそう
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 | U  ( ●)(●)                ____
. |   ⌒(__人__)            /      \
  |     ` ⌒´ノ           /─    ─  \   角丸さんとアンジーの固有魔法の合わせ技
.  |        }  \      / (●) (●)    \  金剛力で魔法炸裂弾を発射!
.  ヽ         }     \     |   (__人__)       |  
   ヽ      ノ       \   \   ` ⌒´     _/
   /    く. \      \  ノ           \
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    |    |ヽ、二⌒)、      \          |  |





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